<ソフトウェアやウィンドウズの脆弱性などによるリスクについて…> Adobe Flash PlayerやQuickTime Player,JAVA など一見セキュリティとは関係 ないプラグインでも最新版にしておかないと、悪意を持ったユーザから攻撃を 受ける事があります。 更にWindows Updateやウィルス対策ソフトのウィルス定義ファイルなどを 最新版にしておくのは言うまでもありません。 それでも新たなクラッキングや新規ウィルスは完全には防げませんが これらの対応でリスクを最小限にすることができます。 また、ダウンロードしたファイルは必ずウィルス対策ソフトでスキャンする事も 重要です。 ( ファイルを右クリック → 「今すぐスキャン」 で実行できます ) |
<迷惑メールに書いてあるホームページにアクセスしてしまったら> 迷惑メールに含まれるURLも以下のように…
http://www.hogehoge.jp/index.cgi?id=klhaghrf があり、後からアクセス記録やアクセス料金の催促など、メールでお金を 不正請求される事があります。 (万が一クリックしてしまっても、請求メールが来ても無視して下さい) HTMLメール形式で、URLが隠されている場合でも、メールソフト左下の ステータスを見ると、(クリックするとアクセスしてしまう)本当のURLが表示 されますのでそれで判断して下さい。 「メールを受け取りたくない場合は、こちらのメールアドレスにご返信下さい」 と書いてあっても、返信しないで下さい。悪意をもったユーザーはランダムに メールアドレスを生成し送っています。(返信をすると相手にメールアドレスが 存在する事がわかってしまいます) |
<伏せられたパスワードを表示するソフト> メールソフトを立ち上げます、そして 「ツール」 → 「アカウント」 ( どれかを選択 ) → 「エクスポート」 → ( iafファイル を出力 ) そのファイルを WindowsXP の サービスパック2以前がインストールされた パソコンにもっていきます。そしてそのパソコンに「パスみえ 2000」という フリーソフトをインストールします。 後はソフトの説明に従って、パスワード欄をクリックすると、「******」など と伏せられたパスワードが丸見えになってしまいます。 ※私は自分のアカウント設定を忘れた時に助けられましたが、他人には絶対に やらないで下さい。ただ情報として危険があることを認識しておいて下さい。 これを防ぐには、Windows起動時のパスワードを設定する。スクリーンセーバー にも同様の設定をする…他人に触らせないようにする事ぐらいしか思い付きま せん。 Macでは、同様のソフトで、クラックしようとしても、プログラムのインストール には「パスワードが必要」ですので、少しは安全です。 (USBメモリーから起動できるかもしれませんが…、未確認です) |
<携帯やデジカメなどで撮影しアップロードする際の注意> 最近の携帯、iPhoneなどのスマートフォン、デジカメで撮影したまま、投稿する のは危険です! 撮影した場所や時間などが Exif情報 として 画像に埋め込まれるためです。 最近では、携帯等でもGPS機能が搭載されていることが多いので、要注意。 Exif情報を削除するには、パソコンで処理します。ファイルを右クリックして、 「プロパティ」→「詳細」→「プロパティや個人情報を削除」で削除して下さい。 ExifEraser などのフリーソフトもあります。(動作確認はしていませんυ) ※Exif【Exchangeable Image File Format】:エグジフ(イグジフ)と読みます。 |
<WordやExcelをやり取りする際の注意> 仕事やプライベートでOfficeファイルをやり取りする機会は少なくないはず…。 その際に注意が必要なのは、ファイルを保存する時に、作成者の名前や会社名が プロパティに埋め込まれる事、ファイルの修正/更新時に、更新者名がプロパティ に保存される事です。 これを知らないと、意図しない所で 個人情報が洩れる危険性があります。 対策としては、二つ挙げられます。 (1) Officeを起動して、「ファイルメニュー」から「作成者」を編集し、匿名性の高い 名前にしておく。 (2) 以下のようにして、デフォルトで作成者情報や更新者情報を削除する設定に しておく。 Officeを起動して、「ツールメニュー」→「オプション」→「セキュリティ」→ 「保存時にファイルのプロパティから個人情報を削除する」にチェックを入れ、 「OK」をクリックし、オプション画面を閉じます。 |
<セキュリティが掛かっていない無線LANへの接続> 無線LANルータを持っていない、または設定してない人が、他人のアクセス ポイントに入るのは、危険です。無線LAN通信を暗号化していないのは、 初心者の設定ミスという場合 と 悪意をもったユーザーがわざと暗号化せずに 常にトラフィック(ネットワークを流れる情報)を監視してる場合 があるからです。 後者の場合、メールが盗み見られたり、ネットショッピングのIDやパスワード、 クレジット番号情報が盗まれる危険性があります。 勿論、逆に暗号化強度の弱いアクセスポイントを故意にクラッキングするのは 持ってのほかです。 |